午前中に愛媛大学准教授の「小林修先生」から木について詳しく、そしておもしろおかしい?お話があった後、午後からエコハウスの前でバウムクーヘンづくりがありました。何故バウムクーヘンかというと、このお菓子には「年輪」が出来るからです!!
年輪、分かりますか??昨日とは打って変わって暖かな気候の中、約2時間くるくる回して何度も生地をかけたおかげでとっても美味しいバウムクーヘンが出来ました。
皆さんお疲れさまでした★ BY 武智礼央
寒くなりましたね~!さて、前回のクイズの答えはAの「クビキリギス」でした。キリギリス(愛媛のものはニシキリギリス)が卵で冬を乗り越えるのに対して、クビキリギスはススキなどの根際に頭を突っ込んで成虫で冬を乗り越えます。そして、春になるとオスは「ジーーー」っという変圧器のような声で鳴くようになります。キリギリスの方は、夏に成虫になります。
今回のクイズは「外来生物」についてです。アメリカザリガニとウシガエル、どちらとも在来種を食べてしまい問題になっています。さて、どちらが陸で越冬できるでしょうか??by 武智 礼央
本日の昆虫教室のテーマは「土にすむ虫」。最初は座学でした。地表や土壌中にいる昆虫についてや、種によってどのようなものを食べているか、土中の環境の特徴などについて学びました。
野外では、石や板、ビニールシートの下を見たり、湿った土や草の根際を掘ったりしました。
ふたたび教室に戻って捕まえた昆虫を調べました。今回のターゲットの一つだった「ケラ」や「コガネムシ類の幼虫」が見つかりました♪それ以外にも、ヒゲジロハサミムシやオオクロカメムシ、シロヘリナガカメムシ、モリオカメコオロギ、トゲヒシバッタ、ハネカクシ類などいろいろ見つかりました。数ミリほどしかないトビムシ類の観察もバットに入れて行いました。
最後に、動植物の死骸やフンなどを食べる昆虫をはじめとする生き物は、「分解者」と呼ばれ二酸化炭素を大気に還元したり、植物の無機養分を生み出す働きをしていることを知りました。足元の小さな生き物たちはとっても大事な役割を担っているようです。by 武智礼央
ハラビロカマキリ
和名のとおり腹部が幅広い。樹上性で、草むらではあまり見かけないカマキリの仲間。えひめエコ・ハウスのまわりではオオカマキリとともによく見られる昆虫です。
緑色の個体が多いですが、写真のような褐色型もたまに見つかります。11月ということもあり、だいぶくたびれた個体でした。
ちなみに、近年「ムネアカハラビロカマキリ」という胸部腹面に赤みがある種が中国から渡ってきていて、今までに1都1府11県で確認されているんです。輸入された竹ぼうきに卵がついていたことにより分布が広がったようです。
このムネアカハラビロカマキリ、ハラビロカマキリよりも大型でカッコいいですが、日本で増えたら大変!!ちなみに愛媛県ではまだ確認されていません。by 武智礼央
吉野博士は地球温暖化が軽減できるかもしれない「電気をためる電池」の発明で、今年ノーベル賞を受賞しました。
吉野博士が小さいとき、塩酸と鉄くぎの反応で「あわ」が出ていたことが、電池の発明のきっかけになったとも言われています。
今回のエコサイエンスクラブは、最初にビーカの中に入っているうすい塩酸に鉄くぎではなく、亜鉛(乾電池の外側の筒)を入れて「あわ」が出る実験をしました。
次に、エネルギー学習を考える時の定番ともいえる「ポンポン船」をローソクの熱で走らせました。
また、ワットの蒸気機関の模型で電気を起こす実験もしました。この実験装置は2週間ほど前にエコハウスが入手したドイツ製の熱機関です。
休憩の後、太陽電池と充電池をダイオードでつなぎ、光で得た電気エネルギーを白色LEDに導き点灯する実験キットで製作を楽しみました。
今回少々難しかったようですが、「理解は後から」でOk!!この仕組みは『V2H』という考え方で広く世間で使われるでしょう。
文責 エコハウス エコライフ指導員 立石 康
ただいま、えひめエコ・ハウスでは自転車発電で走らせるミニ四駆のイベントを行っております!!
自転車発電にチャレンジ!!
自転車のダイナモ8(発電機)は交流の電気が起こります。それを矢印の部分で直流に変えます。
直流に変えた電気は、ミニ四駆の燃料タンクともいえるコンデンサに蓄えられます。
およそ3分間ペタルを回すと、コンデンサにはミニ四駆が約30秒コースの中で動くことができるエネルギ-が貯まるというわけです。今まで最高でおよそ40秒走りました。
充電した後、走らせたタイムで競います。
今後は11/9、23、30(10:00~12:00)の3回行います。是非お越しください☆
by Y. Tatsuishi