ただいまエコハウス内では、蚊帳の中にバッタやキリギリスを入れて観察することができます。幼児さん以下が優先で入れますが、小学生が利用することも可能です。
エコハウスの周りで「ヒバカリ」というヘビの幼蛇を見つけました(ヘビ嫌いな方すみません…)。長さは20㎝もないくらいでした。無毒のヘビです。昔は毒蛇と考えられていたらしく、「咬まれたら命はその日ばかり」という意味から和名がついたようです。L. Takechi
昨日は昆虫教室「バッタとキリギリス」がありました。
バッタとは?キリギリスとは?などのお話を聞いたり、CDで鳴く虫の声を聴いた後、外に出て実際に昆虫たちを探しました。
草むらや落ち葉の下、木の葉の上などいろいろなところにバッタやキリギリスはいました。
部屋に戻ってからは、種名を調べたり、バッタとキリギリスの「耳」を見たりしました。
クルマバッタの後翅と後脚です。きれいですね~。黒い帯が飛んだ時に車輪に見えるトコから和名がクルマバッタになったそうです。
バッタ類が7種、キリギリス類が8見つかりましたが、その中である男が昼間には珍しく「マツムシ」を発見☆
最後に、生息環境の消失で絶滅したり減少している「カワラバッタ」や「ハマスズ」などのお話がありました。
今回の教室で、昆虫たちが環境によってすみ分けていることを感じてもらえていたら嬉しいです。L. Takechi
ヒガンバナが咲いて、モズが高鳴きをはじめて、運動会シーズンで。
やー、秋ですねえ。先日は、中秋の名月でしたが、みなさん、お月見は楽しまれましたか?
エコハウススタッフは、14日に開催されたえひめこどもの城のお月見会にお邪魔して、クツワムシやマツムシなど、この季節に鳴く虫たちのご紹介をしてきました。クツワムシはなかなか見ることができないので、こどもさんだけでなくお父さんやお母さんたちも興味津々でした。ちょうど19時30分ごろで、クツワムシたち大合唱してくれましたし。みなさん、クツワムシの身体と声の大きさにびっくりでした。
さて、今日みたいに風の強い日は、どんぐり日和だ!ということで、エコハウスに来る途中でどんぐりを拾ってきたんですが、ちょっと規格外のどんぐりがあったので、ご紹介。
コナラという木のどんぐりなんですが、ふつうはこんなに丸くなりません。わりと小さめでスマートなのが特徴なのに、このどんぐりは、でっかい!丸い!ちょっと笑ってしまいました。
ところで、こういう、葉っぱやぼうし(殻斗【かくと】といいます)がついたまんまのどんぐりってかわいいですよね。
ついつい持って帰ってしまいますが、こういう状態で落ちているどんぐりは、かなりの確率で虫がでてきます。ゾウムシのなかまで、どんぐりに卵を産んで、そのあと枝をかみ切って落とすのがいるんです。なので、こういうどんぐりの、ぼうしの端っこをよ~くみると、卵を産んだと思われる穴を見つけることができます。
黒い丸い穴、わかります?
どんぐり虫が苦手な方は、ご注意くださいね。(T.imai)
えひめエコハウスでは、水ロケット大会をよくします。空気ポンプでロケットの中に空気を送り込みます。ある程度空気を圧縮しレバーを引くと、ペットボトルの口から水が噴き出て、ロケットは飛びます。空気の圧縮⇒膨脹ですね。
本日のエコサイエンスクラブは、空気の温度による膨張と水の温度による膨脹の差を利用しストローから色水が上に向かって上昇する温度計を作りました。実験キットは「エコハウスに今有る素材を利用して組み上げていく」エコハウスのポリシーを踏襲しました。
手で温めるとストローの中の色水の水位が上昇しました。温めるのをやめると部屋の温度が冷房中のため、体温よりも低いので今まで膨張していた空気の体積が減り圧力が減少するのをみて歓声が上がりました。今体験しておくことは、将来ボイル・シャルルの法則を学習するとき「ああ、そうだったのか」と理解を助けることになります。また、白熱ライトを照らすと手で温めなくても同じようにストローの中の色水の水位が上がりました。
今回の実験は、将来地球温暖化のことを理解するときにも助けになるでしょう。簡単であるが、本質を生で感じることができる幼児・児童を育てるために、えひめエコハウスは、まじめに地味に前進します。(演示実験・実験指導 エコライフ指導員立石 康)