昨日(10/27)の午前中は、講師に高橋白道先生(正観寺 住職)をお招きして「俳句を作って自然を感じよう」が行われました。高橋先生は、俳句だけではなくコガネムシ類をはじめとした昆虫にも大変詳しい方です。
まず、室内で俳句作りの決まり事や、作り方の種類、俳句の紹介などを勉強しました。
そのあとは、野外で俳句作りです!!今回は「取り合わせ」といって、季語を含む5音とそれ以外の季語を含まない12音を組み合わせて俳句を作るやり方に挑戦です。
ふたたび教室に戻って、いよいよ俳句の発表です!!保護者の方々も参戦しました。
みんなが作った俳句を名前をふせて並べ、どれが好きか3回手を挙げて1番を決めるというものでした。
以下、今回詠まれた俳句になります。
〇あきのみずハリガネムシがいっぱいだ
〇大蟷螂かごから出たくて蟷立てる
〇白色のかぞえきれないススキかな
〇かまどうま車の中で追いかける
〇女の子父から受け取るカマキリや
〇枝のうえ足の外れたカマキリが
〇遊ばれていたのは僕等秋の虫
〇秋の山孫子と歩く心楽し
〇どんぐりよ来世で会おう大木で
〇カマキリは見つけたときにすぐにげた
〇カマキリのかまも使いてにげにけり
〇単色のドレスをまとうみのむしや
〇栗ごはん右手の痛さと反比例
〇秋深し巣箱の中は主なし
〇オニヤンマほかのトンボとすれちがう
何気なく見たり聴いたり匂ったりしたことでも、5・7・5に乗せると趣深い俳句になることを知ることができました。催しの後は、高橋先生から参加者に昆虫の缶バッジと句集が手渡されました☆ L. Takechi