昨年に引きつづき、今年も「西洋音楽の源流」アフリカのカリンバを制作した。
今回は、共鳴板にあらかじめ音調をチェックした階名シートをはり、その上にヘアピンをサンドイッチ状に配列して、プラスネジでしめるという簡単なものであった。
初めは、プラス・ドライバーの扱いに慣れていなかった児童も、保護者の手ほどきにより均等にしめて、鳴らすことができるようになった。ヘアピン5本を2つに割った弦を響かすと、カリンバらしき音が出た。
今年のカリンバは、共鳴板の裏にセラミック振動子を張り付け、その発電エネルギーを100円ショップで購入した3Wのアンプにつないで音を増幅するというものであった。しかし、プラグ部分の接触で不具合があったのか増幅音が出なかった。次回にプラグ・ジャックを組み合わせた部品を配布し、完全に鳴らす予定である。
※カリンバ裏面にセラミック振動子をつけたところが改良点である。
※次回事前に工作したプラグ・ジャック部品で、増幅された気持ちの良い音を児童が鳴らすことができるかが楽しみである。
※100円ショップのアンプは3W、電源はUSBであるのでスマホやパソコンなどの電源を共用する値段の割には質の高い音がした。Y. Tatsuishi